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先日、書店の文庫コーナーで発見。そのときは、ふーんと素通りしたのですが

なんと友人が読んでいたんです。ミステリージャンルの作家さんですよね。香月さんといえば。

最近、読書の気分じゃなくて遠ざかっていましたが、

おもしろいよ~と貸してくれたのでまず1巻を。

妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)/香月 日輪
¥470
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なんと、ハマった。巻数が多いシリーズはわりと苦手なので、あまり手をだしてこなかったのですが。

これは続きが気になるのです。。

かいつまんで説明すると

主人公の夕士(高校生)が、幽霊たちと人間が住むアパートに暮らしているお話。


大人か子供か、そのはざまで揺れるこころが小説の中にちりばめられています。

幽霊の大人たちに、人生相談をしたり。将来について考えたり。

高校での先生や友人たちとのトラブル、友情なども題材。

「なんだ、説教くさい」と思いましたか?いやいや。とても明るいトーンなので、

高校生が読んだら、そーか、そーなのか!とすんなり理解するんじゃないでしょうか。

そういえば自分も高校生だったな、なんて懐かしく思いかえしてみたりして読んでいます(笑)

で、文庫化している最中。まだ全巻文庫になっていないので、

途中からはYA本を読んでいます。文庫+YA本含めて10巻まであります。

つまり・・・文庫になるのが待っていられないんです!

文庫のあとがきを読んでみると、ヤングアダルトだけを対象にするなんてもったいない!という

ミステリー作家の文章が。最近の名だたる文学賞では、若者が苦悩する題材の小説も多く受賞していますし。

幽霊モノというのは、新鮮なのかもしれないですね。


大人にもオススメ

時期柄、中学・高校生へ進級・進学のプレゼントにも良いかもしれないですね♪